2021年1月度読書記録
2021年1月度の読書記録です
合計13冊の本と、青空文庫で3冊を読むことが出来ました
これまでで一番本を読んだ1ヶ月だったと思います
読んだ本は下記のような感じです
ワルプルギスの夜:マイリンク幻想小説集
グスタフ・マイリンク
お孵り
滝川 さり
おどろしの森
滝川 さり
猫を抱いて象と泳ぐ
小川洋子
眠れる森の美女 シャルル・ペロー童話集
シャルル・ペロー
砂男/クレスペル顧問官
E.T.A.ホフマン
大島 かおり
ナキメサマ
阿泉 来堂
アサイラム・ピース
アンナ・カヴァン
山田和子
11 eleven
津原泰水
火喰鳥を、喰う
原 浩
12のバレエストーリー (児童単行本)
E.T.A.ホフマン他
西本 かおる
新装版 とらんぷ譚 (1) 幻想博物館
中井英夫
水無月の墓
小池真理子
この中で1番を決めるとしたら、間違いなく‘ワルプルギスの夜‘ですね
過去にない読書体験をさせてもらいましたし、怪奇幻想小説としてかなりの傑作であると思います
また、逆に残念だったのは、角川ホラー文庫のホラー大賞関連の文庫です
読者賞受賞作や同作家の新作を読みましたが、どれもピンと来るものはなく、今後似たような作品は恐らく手に取らないだろうと思いました
青空文庫では下記のような作品を読みました
変身
フランツ・カフカ
河童
芥川龍之介
どれも名作と言えるものですが、夢十夜は余りに文章が綺麗で、思わずスマホを机に伏せてしまいました
夏目漱石は今後も追っていきたいですね
芥川龍之介は昔から好きな作家ですが、余り読んだことがなかったので、こちらも合わせて読みたいと思います
ちなみに、外出先には基本的に本は持ち出さず、Kindleで青空文庫を読んでいます
こんなスタイルが今のところ調子良さそうなので、しばらく続けようと思います
総括として、色々と気づきを得た、ひと月だったと思いますが、月の後半はペースが落ちていましたので、
もう少し読むことも出来たかなと思いました
2月は何日か少ないですが、同じくらい読めると嬉しいですね
ここはどこですか?
という問いに対して、私は以下のように答えたい
ここは無雨という一介の若輩者が、読んだ本の感想やら、読みたい本の羅列やら、その他の諸々とした一切合切の駄文を書いた後にそっと置いておくところです
と
つまり、ここは単なる読書ブログなのです
大したものは出せませんが、もし宜しければお手隙の際にはごゆるりとお立ち寄りください
とりあえず最初の記事としてはこんなもんで良いだろうとも思ったが、些か詰まらなくもあるので、もう少し続けることにする
自分のブログなので、何を書いても誰にも怒られることもないから
続きのテーマは「何故、今更読書ブログを書くのか」
さて、私が本の世界に魅了されたのは、今から約10年程過去に遡る
当時引きこもりがち(本にハマる奴は大体そうだとは言ってはいけない)だった私は、それでも体にむち打ち大学に通い、やっとの思いで卒業に手が差し掛かかり、何とか就職も決まったときのことだった
ふと、本を読んでみようと思ったのだ
きっかけは覚えていない
ただ時間があり余っていたのか、誰かに勧められたのか、それすらも覚えていないが、本当に、ふと、そう思ったのだった
今思えば、ふと本を読もうと思った人間の初手としては少々難易度が高いようにも思えるが、当時は全くそうは思わず、あっという間に読みきってしまったのを覚えている
あんなに分厚いのに!と思うだろうが、私が買ったのは三分冊の奴だ笑(どうでも良いけど)
元来、夜中に洒落怖を何時間も読んでいるようなオカルト好きだったので、波長があったのかもしれない
その後すぐに‘’うぶめの夏‘’に手を出し、そのまま‘’じゃみの雫‘’まで駆け抜けた(こっちは全文あの分厚い奴笑)
そうして始まった読書人生だが、しばらくは国内ミステリに傾倒し、またそれに縛られずエンタメ小説やらホラーやらラノベやら何やらにも手を出した
以上が、本好きとしての私の大雑把な略歴だ
そして今後もきっと本は読むだろう
だったら折角なら記録でもつけようか
今回も、ふと、そう思ったからブログを始めるのだ
特に最近は手に取る本の趣味嗜好が変わってきたから、新たな出発の意味合いもあるし
そんな訳で、しばらくは何にも縛られずに続けてみようと思う
冒頭にも書きましたけど、大したものは出せませんが、読んで下さった方に、私の紹介する本が少しでも面白そうだと思っていただけますと幸いです
最後にアイコンの画像ですが、好きな本の写真を使っています
近々、この本を紹介したいな